しっかり咬めるように~入れ歯治療~

あなたに合った入れ歯でしっかりと咬む~入れ歯治療~

あなたに合った入れ歯でしっかりと咬む~入れ歯治療~

歯の機能を補う治療は補綴(ほてつ)歯科で行います。歯を失ってしまったときの補綴治療はおもに3つで、入れ歯治療やブリッジ治療、インプラント治療です。どんな治療にもそれぞれにメリットと注意点があります。どの治療法を選択するかは口腔内の状態や患者様のご要望によります。こちらのページでは入れ歯治療についてご説明します。

歯を失ったらすぐに対処しましょう

歯を失ったらすぐに対処しましょう

虫歯や歯周病、ケガなどで歯を失うことがありますが、「1本くらいなら……」とそのままにしていませんか? しかし歯はすべてが揃ってお口の中でバランスを取っています。たとえ1本でも歯が抜けるとその部分の顎の骨が痩せてしまい、となりの歯が倒れ込んできたり咬み合っていた歯が伸びてきたりして咬み合わせのバランスが乱れてしまいます。そうならないように歯を失ったときには、すぐに治療しなければなりません。

そんなときは、北大宮駅徒歩9分の歯医者「河村歯科 分院 入れ歯・インプラントオフィス」にご相談ください。

一人ひとりに合った治療を

こちらでは3種類の補綴治療と自家歯牙移植の4つの補綴治療法についてご説明します。どの方法にするかについては、診察を行い、患者様のご要望とお口の状況をふまえてご提案します。わからないことは何でもご相談ください。

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ブリッジ治療 入れ歯治療 インプラント治療 自家歯牙移植
ブリッジ治療 入れ歯治療 インプラント治療 自家歯牙移植
失った歯のとなりの歯を削って支台にして、その上に橋(ブリッジ)のように連結した人工歯を装着する方法です。 失ってしまった歯の部分に取り外しができる床のある人工歯を装着します。さまざまな症例に使用可能です。 顎の骨にインプラント(人工歯根)を外科手術で埋入して支台にして、その上にセラミック製の人工歯や特殊な入れ歯を装着します。 歯を失った部位に、抜歯した自分のほかの歯を移植する方法です。症例によっては保険診療で行えます。

保険と自費の入れ歯の違い

入れ歯の種類は、保険診療と自費診療に分かれます。保険診療の入れ歯は治療費を一部負担するだけでいいので比較的安価です。そして素材や作製方法が限定されているので全国どこでも同じような内容の治療が受けられます。一方の自費診療の入れ歯には、素材や仕様にたくさんの選択肢があります。費用は全額負担となりますが、「より自然な見た目にしたい」「丈夫な入れ歯がいい」「食べ物の温度を感じたい」などのこだわりを実現することができます。

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  保険診療 自費診療
  保険診療 自費診療
素材 レジン(歯科用プラスチック)のみでつくります。部分入れ歯の場合は金属のバネ(クラスプ)をつけて固定させます。 金属やセラミック、特殊プラスチックなどさまざまな素材から選択できます。
費用 比較的安価 比較的高額
作製期間 比較的短期間 比較的長期間
強度 どちらかといえば壊れやすいですが、逆に修理もしやすい素材です。 丈夫で壊れにくい素材ですが、修理が難しいことがあります。
熱の伝導 ある程度厚みがあるので熱があまり伝わりません。 熱の伝わりやすい素材を選べます。
見た目 少し不自然なので入れ歯と気づかれやすいでしょう。 より自然な見た目に仕上げることができます。
装着感 ある程度の厚みと大きさがあるので、あまりよくありません。 装着感にこだわることができます。

当院の入れ歯治療

大学病院のような治療フロー

「河村歯科 分院 入れ歯・インプラントオフィス」の院長は大学では補綴科に在籍し、精密義歯や総義歯を専門にしていました。そこで得た技術や臨床経験をいかし、患者様ごとにオーダーメイドで入れ歯治療をご提案しています。

入れ歯を専門にしている歯科技工士が入れ歯を作製

口腔内の治療を行うのは歯科医師ですが、装着する人工歯や入れ歯をつくるのは歯科技工士です。快適に使用できる入れ歯をつくるためには、歯科医師の技量だけでなく歯科技工士にも高度な技術が要求されます。当院では、信頼できる歯科技工士に入れ歯作製を依頼しています。

取り扱い入れ歯

レジン床義歯(保険診療)

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レジン床義歯(保険診療) 床部分がレジンでできています。歯が残っている場合につくる部分入れ歯の場合には残っている歯にバネ(クラスプ)をかけて固定します。
メリット デメリット
  • 比較的安価です
  • 作製期間は短めです
  • 修理や調整がかんたんです
  • 床に厚みがあるので装着感はあまりよくありません
  • 壊れやすい素材です
金属床義歯(自費診療)

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金属床義歯(自費診療) 床部分を金属でつくった入れ歯です。金属の種類の種類によって装着感や費用が異なります。
メリット デメリット
  • 床を薄くつくれるので装着感が悪くありません
  • 食べ物の温度が伝わりやすく味覚を助けます
  • 耐久性が高めです
  • 汚れがつきにくく清潔に使用できます
  • 自費診療なので比較的高額です
  • コバルトクロム製の場合、金属アレルギーの心配があります
インプラントオーバーデンチャー(自費診療)

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インプラントオーバーデンチャー 床部分を金属でつくった入れ歯です。金属の種類の種類によって装着感や費用が異なります。
メリット デメリット
  • 安定感に優れている
  • しっかり噛める(入れ歯の支持力の向上)
  • 会話がしやすくなる
  • 取り外しが簡単(清掃しやすい)
  • 埋入するインプラントの本数が少ない
  • 内面のゴムが劣化する可能性がある
  • 噛む力がインプラントの方が強い

インプラントオーバーデンチャーについて詳しくはこちら

ノンクラスプデンチャー(自費診療)

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ノンクラスプデンチャー(自費診療) バネ(クラスプ)を使用しない自費診療の部分入れ歯です。弾性の高いプラスチック素材を使用しています。
メリット デメリット
  • フィット感がよく装着感がよい入れ歯です
  • 周囲の歯に負担をかけません
  • 経年劣化で変色してしまうことがあります
  • 急激な温度変化に弱い素材です
  • 食べ物の温度はあまり伝わりません
  • 自費診療なので比較的高額です

食事の楽しみをいつまでも
切なる願いを叶えるための入れ歯治療

河村歯科 分院
(さいたま市北区/北大宮駅)

河村歯科 分院(さいたま市北区/北大宮駅)

人生100年時代といわれるようになり、口腔の健康や自身の歯で噛めることの大切さも見直されるようになってきました。
虫歯や歯周病などで歯を失うこともしばしば。失った歯の補完方法はいくつかあり、患者様それぞれの生活によって治療法は異なってきます。
生活の質を保つためには、自分に合った「噛める」状態を維持することが重要です。
「河村歯科 分院」の河村俊紀院長は、長年入れ歯やインプラントなどさまざまな治療方法を駆使して、多くの患者様の食べる楽しみを取り戻し維持するための手助けをしてきました。
「患者様の希望を叶えて、おいしい食事をいつまでも楽しんでほしい」と語る河村院長に話を伺いました。

人生を豊かに送るために、自分の口腔環境に合わせた入れ歯を
河村院長がめざす入れ歯とはどのようなものですか?

河村院長がめざす入れ歯とはどのようなものですか?
▲丁寧にカウンセリングを行う河村院長

患者様から伺う入れ歯でのお困りごとは、噛めない・噛みづらい、痛い、外れやすい、挟まる、見た目が悪い……などが多いのですが、簡単に言ってしまえばそれらをすべて解消して患者様が不快感を感じることなくおいしくお食事ができる入れ歯、患者様が日々楽しく暮らせる入れ歯、それが私たちのめざすものです。そのために重要なのがカウンセリングです。
現状の不満な点は何か、最終的にどのようなものが食べたくて、どこまでもっていきたいのかゴールを設定して治療を行います。
ですから患者様ごとに適した入れ歯は違ってくるのです。

こちらの入れ歯治療のこだわりは何ですか?

こちらの入れ歯治療のこだわりは何ですか?
▲患者の声に耳を傾け、満足してもらえる入れ歯を提供する

患者様ごとにご希望が違いますから、どれだけ満足してもらえる入れ歯が提案・提供できるかが私たちの腕の見せ所です。
例えば私たちがいくら技術的・医学的に素晴らしい入れ歯を作れたとしても、患者様が満足されなかったら何の意味もありません。
特にご高齢の患者様ほど「食べるのだけが楽しみ」とおっしゃる方が多く、患者様にとっての良い入れ歯が生活の質にダイレクトに直結します。
患者様のご希望に沿った入れ歯をご提供できると私もうれしくなりますね。

入れ歯の種類にはどのようなものがありますか?

入れ歯の種類にはどのようなものがありますか?
▲さまざまな種類の入れ歯を用意

歯がない方に対してお作りする「総入れ歯(総義歯)」、部分的な歯の欠損を補うための「部分入れ歯」、数本のインプラント体で総入れ歯や部分入れ歯を支えぐらつきを押さえることを目的としたインプラントオーバーデンチャーなどがあります。
部分入れ歯には金属のバネのものと、ノンクラスプデンチャーという金属のバネがないものがあり、これはバネの代わりに樹脂製のアームなどで歯と歯茎を包み込んで固定します。

保険診療と自由診療の入れ歯の違いを教えてください。

保険診療と自由診療の入れ歯の違いを教えてください。
▲患者の好みや状態にあわせて素材を選択できる

保険診療には、素材や型採りの方法、治療時間などさまざまな制約があり、例えば総義歯の場合はプラスチック(レジン)素材のみになります。対して自由診療の場合は使用する素材も好みや状態に合わせ選ぶことができます。また素材によっては違和感を軽減できるものやフィット感の向上をめざせるものもありますね。保険診療の場合は適応できる範囲が広くほとんどの症例で使用することができる特徴もあります。ただ、総合的に噛み心地や使用感が良い状態をめざせるという点では自由診療の方が適していると考えています。お手入れやメンテナンスはどちらもあまり変わりありません。

入れ歯を長持ちさせるためのメンテナンスは?

入れ歯を長持ちさせるためのメンテナンスは?
▲治療後も定期的に通院することが大切

生まれながらの天然の歯も、インプラントも、入れ歯も定期的なメンテナンスは同じように必要です。
日々のケアを何もしなければ虫歯や歯周病になるように、インプラントはインプラント周囲炎になりますし、ねじが緩んだりすることもあります。入れ歯も少しずつ噛み合わせがずれてしまったりするので、チェックが欠かせません。
徐々に汚れもたまりますので定期的に私たちプロによる徹底洗浄がお勧めです。
入れ歯は約半年ごと、インプラントは3~4ヵ月ごとにぜひご来院ください。
人工的なものを入れたから放っておいても大丈夫、とは思わずに、もともとの歯と同じように考えていただければと思います。

ドクターからのメッセージ
河村 俊紀院長

お口は全身の栄養の入り口であり、おいしく食べることは人生を豊かにしてくれます。つまり、ご自分に合った入れ歯は、人生そのものを楽しくしてくれる存在だと私たちは思っています。そのためには、患者さんご自身のご希望を丁寧に伺い、患者さんに適した入れ歯をご提案することが重要になります。時には複数の治療方法を組み合わせることもあります。今の入れ歯にご不満のある方、失った歯の補完方法で悩んでおられる方はご自身の生活の質を高めるためにも、お気軽にご相談にお越しください。