歯科におけるバイオフィルム
みなさんこんにちは。衛生士の荒川です。
ここ最近急に暑くなってきて、雨が降ることも多くなってきました🌧️
湿気による蒸し暑さなどで体調を崩さないように、暑い日はエアコンを使いましょうね!
今回は、歯科におけるバイオフィルムについてお話しします。
みなさんはバイオフィルムという言葉を聞いたことがありますか?聞き馴染みのないひとも多いかもしれません。
バイオフィルムとは、細菌が集まり作り出した膜のことをいいます。
みなさんの生活で身近なものだと、排水溝や三角コーナーのぬるぬるとしたところ、これがバイオフィルムです。
歯科におけるバイオフィルムは、口の中に存在する細菌が集まって膜状に固まったものです。
特に歯垢(プラーク)は、このバイオフィルムの代表的な形であり、歯周病や虫歯の大きな原因となります。
特に問題なのが、バイオフィルムという膜があると外部からの刺激や薬剤から細菌たちの身を守ってしまうことです。
細菌が固まってバリアを作ることで、通常の薬剤や免疫システムが効きにくくなるため、洗口液(マウスウォッシュ)なども効果が弱まってしまいます。
また、長時間放置すると膜は強固に歯や歯肉に張りつくため、うがいなどでは落ちません⚠️
バイオフィルムを取り除くには、セルフケアとしては物理的に歯磨きなどで落とす必要がありますが、それだけでは歯ブラシやフロスでは届かない細かい部分のバイオフィルムを取り除くには不十分です。
そこで大事なのが専門的な歯科医院での歯のクリーニングです。
その中でも「PMTC」(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、効果的なバイオフィルム除去方法の一つです。
PMTCは、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を使って歯垢や歯石、バイオフィルムを徹底的に除去し、歯周病やむし歯の予防に効果を発揮します。
バイオフィルムは、歯周病やむし歯だけでなく、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの全身の健康にも影響を及ぼすと言われています。
そのバイオフィルムの形成を防ぐためには、毎日のブラッシングが最も重要です。
歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを丁寧に使ってバイオフィルムが強固になる前に取り除きましょう。
また、細菌の数自体を減らすために、ブラッシング後に洗口液(マウスウォッシュ)を使うのも非常に有効です。
そして、定期的な歯科検診を受けることでお口の中から全身の健康を守っていきましょう。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス


















